スピーカー

EXシリーズ Excellenceの名を冠したパイオニアブランド最高峰モデル。

コンセプト [クオリティの裏付け]

Excellenceの証

パイオニアの開発エンジニアの叡智が創り上げた傑作

パイオニアブランドの最高峰モデル「EXシリーズ」。それは、世界中から集められたTAD開発設計者を含むパイオニアのトップエンジニアで構成される一流のオーディオスペシャリストのネットワークにより創り上げられました。その中でも、彼ら一人一人が持つ高度な専門知識をまとめ上げ、一つのスピーカーシステムとして形にするには、TADコンスーマースピーカーのチーフエンジニアであるアンドリュー・ジョーンズの果たした役割はその成功を導く上で欠くことのできない存在といえるでしょう。なぜなら「EXシリーズ」は、オーディオに対する高い見識とこだわりを持つ本物の愛好家が認めるスピーカーを完成させることが目的だったからです。それゆえに、TADエンジニアの専門知識だけでなく、最高のスピーカーシステムとして世界中で広く認められたTADコンスーマースピーカーの技術要素の多くを取り入れました。DVDオーディオやSACDなど、高品位ソースを聴けば、そのサウンドの違いを実感していただけるでしょう。

革新的なフェイズコントロール

「EXシリーズ」の設計には、これまで説明してきた最先端のスピーカー技術だけでなく、オーディオ再生全体に関わるパイオニア独自の研究による最新の成果が活かされています。それが、革新的な「フェイズコントロール」技術です。「フェイズコントロール」技術は、スピーカー、アンプ、そしてソフトに至るまで時間と位相を管理することにより、マルチチャンネル再生ではもちろん、飛躍的な高音質化を実現する技術コンセプトです。「EXシリーズ」では、この「フェイズコントロール」に基づいた先進のコンセプトを導入。全モデルの音色の整合を図ることはもちろん、クロスオーバーの位相特性が厳密にマッチングするよう設計されています。また、サブウーファー「S-W1EX」では、スムースなレスポンスを持つユニットに加え、ローパスフィルター(LPF)のバイパス機能を装備。低音が遅れることなく、ニュアンス表現が豊かでトランジェントの良い重低音を再生します。 パイオニアでは、この「フェイズコントロール」技術を使用し、かつてない高音質化を可能にした製品すべてにフェイズコントロールマークを付与しており、「EXシリーズ」にももちろんこのマークが印されています。

Excellenceの証「AIR Studiosチューニング」

数々の著名ミュージシャンを手掛けたプロデューサーとして知られ、アカデミー賞にもノミネートされた作曲家であるジョージ・マーティン卿。彼が、1969年に設立したのが、現在、世界を代表する録音スタジオの一つであるロンドンの「AIR Studios」です。その存在は、映画音楽をはじめ、多くのミュージシャンやサウンドクリエイターにとって、またとない最先端の技術と設備を備えた憧れの場所ともいうべきスタジオとなっています。
「EXシリーズ」は、この「AIR Studios」とパイオニアのスピーカーとしては初めてコラボレーションを実現し、「AIR Studios」のエンジニアたちと共同でサウンドチューニングを行ないました。理想的にコントロールされたサウンドとともに、「EXシリーズ」では、プロフェッショナルなスタジオの環境をそのまま家庭で再現することができます。