
点音源へのこだわりとバーチカルツイン方式の採用
S-55TWIN
1987年
S-99TWIN
1988年
S-5000 twin
1990年
スピーカーシステムの理想“点音源”を実現するために考えられたバーチカルツイン方式を採用

ハイレゾ音源を余すことなく再生する広帯域トゥイーター「ワイドレンジドライバー」を新開発
広帯域トゥイーター「ワイドレンジドライバー」には、鋼鉄の1/5の軽さと5倍の強度を持つ高強度のバイオマス素材セルロースナノファイバー(CNF)を混抄した振動板とともに、不要な共振を抑える高強度のアルミダイキャスト製フレームを採用。ウーファーとのクロスオーバー周波数を750Hzに下げること(従来のクロスオーバー周波数:2~3kHz)で、主要な再生周波数帯域を中央のトゥイーターで再生できる、より進化した仮想同軸方式のシステムに仕上げています。これにより、大音量やパルシブな音でも破綻せず、音の情報量が増し、クリアで抜けの良い高域を実現。さらに、S-PM50には、「ワイドレンジドライバー」に「ウェイブガイド」を採用し、時間軸の特性をコントロールすることで、よりクリアな音質と豊かな音場感を再生します。
ワイドレンジドライバー
ウェイブガイドを採用したワイドレンジドライバー(S-PM50)
確かな低域再生を実現する新開発ウーファーユニット
S-PM50用13cmウーファーユニット
不要な共振が極めて少ないウイスキーの樽材を使用した高剛性エンクロージャー
エンクロージャーにはウイスキーの熟成に何十年もの間使用され、木質が固く緻密なホワイトオークの樽材を使用。通常のパーチクルボード(集成材)に比べ剛性で4倍、内部損失で2倍の能力があり、不要な共振が極めて少ないため、クリアな音を再生します。また、音の回折の影響を抑制するバッフル両端のラウンド形状により、自然な音場感を実現するとともに、エンクロージャー内部のワイドレンジドライバー背面には、ウイスキー樽材を使ったオリジナル形状(特許申請中)のチャンバーを採用しており、定在波を低減。バーチカルツイン方式と相まって、明確な音像、豊かな音場とともにコンテンツが持つ情報を忠実に表現します。さらに、高級感のある唯一無二の材料として、樽材の木目の質感を活かした独特の風合いに仕上げています。

新しいバーチカルツインスピーカーにふさわしい新開発ネットワーク回路
ネットワークを構成する高音質部品群
樽材を使った専用ダクトと金メッキスピーカー端子
S-PM50
S-PM30