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Dolby社が推奨するDolby Atmos®トップスピーカーの配置
- 上から見た場合
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すべてのトップスピーカーは、視聴位置から前方に左右30°に伸ばした線と壁の接点(フロントスピーカーの真上)から後方に向かって垂直に伸ばした直線上にスピーカーを配置するのが理想的です。
理想的な位置へ設置できない場合は、横の壁もしくは壁と視聴位置の間にスピーカーを設置してください。
Dolby Atmos 5.2.4chTFw/TBwのトップスピーカーの場合は、視聴位置の真上から前後対称の距離で設置すると、より効果的な音場空間の再現効果が得られます。
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Dolby社が推奨するDolby Atmos®トップスピーカーの配置
- 横から見た場合
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トップスピーカーを設置する際は、視聴位置に向けず、いずれもまっすぐ下へ床に向けて配置するのが基本です。
トップスピーカーの高さは、フロントスピーカーの高さに対し、2倍〜3倍になるように配置すると、多次元サラウンドの立体感の再現に効果的です。
トップミドルスピーカーは、視聴位置の真上に設置するより、やや前方に設置すると効果的です。
視聴位置から見たスピーカー設置位置の目安となる角度です。室内環境や設置する高さに応じて調整してください。
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トップスピーカー(天井設置スピーカー)の呼び方
Dolby Atmos®の推奨スピーカーシステムでは天井に最大2組(LR)・4台のスピーカーを設置します。名称はDolby Atmos® 5.2.4chの場合、
前方から ①TFw (トップフォワード)、②TBw (トップバックワード)。Dolby Atmos® 7.2.2chの場合、③TMd (トップミドル)と呼びます。- スピーカー数の表記(数え方)
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例)5.2.4 ch
5.(フロアスピーカー) 2.(サブウーファー) 4 (トップスピーカー TFw&TBw) の順で表記します。
読み方は「ゴーニー ヨン」あるいは、「ゴー テン ニー テン ヨン」といいます。
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パイオニアAVアンプ対応、Dolby Atmos®スピーカーシステム
パイオニアAVアンプSCシリーズでは、「Dolby Atmos®」採用作品の再生に対応した最新スピーカーシステム(コンフィグレーション)を実現。トップスピーカーの設置に合わせた7.2.2ch TMd(トップミドル) 2パターンと5.2.4ch TFw(トップフォワード)/TBw(トップバックワード) 1パターン、併せて3パターンのスピーカーシステムを用意しています。
対応機種:SC-LX88 SC-LX78 SC-LX58(2015年2月現在)
- Dolby Atmos®対応スピーカーパターン
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Dolby Atmos® 7.2.2ch TMd/FW(9.2ch)
※入力信号によりトップスピーカーまたはフロントワイドを自動切り替え。
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Dolby Atmos® 7.2.2ch TMd/FH(9.2ch)
※入力信号によりトップスピーカーまたはフロントハイトを自動切り替え。
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Dolby Atmos® 5.2.4ch TFw/TBw
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